2015年11月9日、中国・浙江省の疾病コントロールセンターは、秋に突入以来すでに4人がH7N9型鳥インフルエンザに感染したと明らかにした。気温の低下に伴い感染がさらに拡大するとみられている。中国新聞網が伝えた。

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中国では2013年3月に初めて人への感染が確認されて以来、3回の流行期があり主に秋冬に流行している。今回浙江省で感染が確認された4人はいずれも50代で鳥類との接触があった。

同省は鳥類の取引場所の閉鎖など対策を行ってきたが、農村部では依然として鳥類の取引場所があり、中には衛生管理が行き届いていない非正規の施設もある。こうした場所ではH7N9型鳥インフルエンザウイルスが人に感染するリスクが存在するという。（翻訳・編集/内山）