<ボイス>民主主義には時間が必要、「民主主義を理解できなければ信頼されない」―蔡英文民進党主席、馬総統を痛烈批判

Record China    2015年11月7日(土) 5時47分

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6日、馬総統について蔡主席は、「彼は記者会見を1度開いただけで民主主義が守られていると考えているかもしれないが、それが民主主義に傷をつけているとはわかっていない。だから、台湾人は馬英九を信頼できないのだ」と痛烈に批判した。写真は台湾。

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2015年11月6日、台湾は来年1月に総統選が予定されており、現状では野党・民主進歩党(民進党)の蔡英文(ツァイ・インウェン)主席が有力候補だが、馬英九(マー・インジウ)総統が7日に中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席とシンガポールで会談するなど、与党・国民党も存在感を見せている。

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中台最高指導者の会談は1949年の中台分断後以来の歴史的な会談とあって、各方面から注目が集まった一方、会談の発表が今月4日だったことに対し台湾では「会談の3日前にようやく発表するなど、国民をバカにしている」との声も聞かれた。中台首脳会談の発表に関しては、蔡主席も否定的な見解を示している。

蔡主席は、「国が重要な政策を決める時、その過程は透明であるべきで、庶民は情報を知る権利がある。国会の実質的な監督者である庶民には考える時間が必要だが、2、3日で完了できることではない。彼は記者会見を1度開いただけで民主主義が守られていると考えているかもしれないが、それが民主主義に傷をつけているとはわかっていない。だから、台湾人は馬英九を信頼できないのだ」と中台首脳会談を発表するだけでは不十分で、もっと国民に説明するべきだと馬総統を痛烈に批判した。(翻訳・編集/内山)

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