2015年11月4日、フランスのスニーカー修理・カスタム専門店がかかと部分に旭日旗を描き入れたアシックス製スニーカーを販売したことが韓国で物議を醸している。韓国にとって旭日旗は日本軍国主義の象徴だ。

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問題の専門店はRUDNES。アシックスのライトVモデルをカスタマイズ。かかと部分に旭日旗を描き入れ、全体的にカーキー色を基調としたミリタリー調に仕上げてある。10月29日に、インターネットで40足を限定販売したところ、完売したという。

今回の旭日旗柄スニーカーについて韓国のネットユーザーからは「信じられない。軍隊用に作ったのか？」「ナチスのマークと同じ意味を持つということを知らないの？」「冗談でもひど過ぎる。アシックスのイメージが最悪になった」などのコメントが寄せられた。

韓国で旭日旗は“戦犯旗”と蔑称で呼ばれている。これまでも日本の人気漫画「ONE PIECE」の中で登場人物の持つ旗が「旭日旗に似ている」と波紋を呼んだことがあるほか、米ウォルト・ディズニー製作映画「ベイマックス」に登場したことでも問題視された。また、サッカーアジア杯の公式ガイドブックに掲載されたことやモバイルゲーム「白猫プロジェクト」の日本版に旭日旗柄の衣装を着たキャラクターが登場した時も大騒ぎするなど異常とも思える旭日旗アレルギーは止まらない。

「外国人が旭日旗の意味を知っているはずがない」（韓国ネット）上に、「韓国の若者にも、『かっこいいから』との理由で旭日旗柄を身に着けるやつらがいる」（同）としても不思議ではない時代。「カニを見ただけでも『旭日旗だ』と反応していたら、身が持たないのでないか」と思うのは不見識か。（編集/長澤）