Record China 2007年10月25日(木) 11時18分
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「中国映画週間」のため来日した上海電影集団公司の任仲倫総裁はこのほど、日本映画の対中進出と同様、共通の文化・伝統などの基盤を持つ中国映画が今後、日本の観客に歓迎されるとの見通しを示した。さらに、来年以降、日中の合作映画制作が活発化するとしている。
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2007年10月、20日から開催されている「中国映画週間」の中国代表団として来日した上海電影集団公司の任仲倫総裁は21日、レコードチャイナの単独取材に対し、日本映画が最近、上海での映画祭などで好評を博していると指摘。それと同様に、「共通した文化、伝統、感情表現を有し、非常に理解しやすい部分がある」とみられる中国映画が、「今後、日本の観客に受け入れてもらえる」との見通しを示した。
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また、こうした前提に立った上で、「(日中が)映画を一緒に作っていく非常にいいベースができている」として、来年以降に日中の合作映画制作が活発化すると指摘した。同総裁はこの2年で数回来日し、東宝やNHKなど日本の映画、テレビ関係者多数と接触し企画を検討しているという。
任総裁によると、すでに公開されている作品では、このほど大阪などで公開された「長江哀歌(ちょうこうエレジー」が観客動員も伸び好評を博しており、今後の興行成績が期待される。他方、中国で最近封切られた映画「日本沈没」は2週間で興行収入2000万元(約3億円)と好調な出足をみせており、日中両国の映画ファンが「お互いの映画を受け入れるのではないか」と楽観視しているという。
「中国映画週間」は「第20回東京国際映画祭」の連携企画として開かれ、28日まで東京都内で現代中国の映画約10本を上映するなどしている。(編集/Kinta)
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