2015年10月29日、中国メディア・36Krは、韓国のサムスン電子が発表した第3四半期決算が8四半期ぶりの増益となったことについて、「（米アップル社のスマートフォン）iPhone成功のおこぼれを頂戴した」と報じた。

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サムスン電子の第3四半期の売上高は前年同期比8．9％増の51兆6800億ウォン（約5兆4603億円）、営業利益は同80％増の7兆3900億ウォン（約7808億円）、純利益は同29．3％増の5兆4600億ウォン（約5768億円）となった。

半導体事業とディスプレイパネル事業の売上高が、前年同期比25％増の20兆3100億ウォン（約2兆1458億円）と好調だった。

36Krは「サムスンが生産する半導体は米アップルにも供給されており、iPhoneの成功のおこぼれを頂戴した格好だ。だが自社製スマホの販売は伸び悩んでいる」と指摘する。

スマホ事業の営業利益は、第2四半期の2兆7600億ウォン（約2916億円）から2兆4000億ウォン（約2535億円）へと減少した。（翻訳・編集/柳川）