隠す必要は何もない!月探査衛星「嫦娥1号」打ち上げ中継に見せる自信―中国

Record China    2007年10月24日(水) 15時12分

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23日、中国初の月探査衛星「嫦娥1号」の開発を担当した技術者は「何も隠す必要はない」として、製造現場を海外の専門家らに異例の公開をしたことを明らかにした。打ち上げ当日はTVで生中継される。

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2007年10月23日、新華社サイト「新華網」は、まもなく打ち上げられる中国初の月探査衛星「嫦娥1号」について報じた。

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四川省西昌衛星センターから発射される「嫦娥1号」は、中央電視台により生中継される予定で、発射状況をあらゆる角度から撮影できるようにカメラを10台以上設置。発射当日、取材や撮影を申し込んだ記者は170人以上だが、「これまでに応じた取材要請は数え切れない」と国防科学技術委員会メディア担当は話している。国内のメディア各社も国家の宇宙開発分野の「大胆な」情報公開に驚いている。

「嫦娥1号」を開発設計した葉培建総指揮も、これまでに各国の専門家が製造現場を見学に訪れ、その貧相な設備に驚愕していたと語り、「我々はありのままの姿を見せただけ。隠す必要は何もない」と、中国の宇宙科学水準の高さについては確信を持っていると表明した。発射見学には、日本、ドイツ、イタリアなど初めて海外から宇宙開発専門家が招かれている。(翻訳・編集/本郷智子)

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