Record China 2015年10月31日(土) 7時20分
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29日、韓国サムスングループが系列の化学事業会社をロッテグループに売却するとの報道に、韓国のネットユーザーからさまざまな声が寄せられている。資料写真。
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2015年10月29日、韓国・JTBCによると、韓国のサムスングループが系列のサムスンSDIなど化学事業会社をロッテグループに売却する。これによりサムスンは石油化学事業から撤退し、ITやバイオなど主力分野に経営資源を集中する方針だ。
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このほど売却が決まったのは、テレビ、冷蔵庫、スマートフォンの素材などを製造するサムスンSDIの化学部門のほか、サムスン精密化学、サムスンBP化学の3社。売却額は3兆ウォン(約3200億円)規模に上るとみられ、サムスンにとっては過去最大規模の売却となる。30日に関係各社が開く取締役会で株式の売買が正式に決定する見込みだ。
サムスンはこのところ事業再編を積極的に進めており、昨年は防衛事業のサムスンテックウィン、化学事業のサムスン総合化学などをハンファグループに売却した。
今回の報道に、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。
「サムスンマンが、一夜にしてロッテマンになってしまうのか。落ち込むだろうな」
「ロッテマンになった瞬間、給料が減る」
「一生懸命勉強してサムスンに入った人たちが、ロッテの給料を受け取ることになるの?」
「サムスンにしろロッテにしろ、社員は消耗品なのか」
「泣きたい。なぜよりによってロッテなのですか…」
「サムスンにもいよいよ危機が訪れたのか」
「ロッテは本当に大グループなんだなあ」
「サムスンには労組がないから、社員はどうしようもないんだろう」
「日本企業に売られていくのか」
「ロッテは駄目だよ。国内企業に売るべきだ」
「長期的にみたら、サムスンは化学部門を育てるべきなのでは?」
「サムスンの歴史の中で、大きな失敗になると思う」(翻訳・編集/和氣)
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