2015年10月29日、韓国・聯合ニュースによると、国内総生産（GDP）に占める研究開発費の割合で、韓国が3年連続世界トップとなった。

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韓国未来創造科学部はこの日、昨年度の研究開発活動に関する調査結果を公開した。これによると、韓国のGDP対比の研究開発費の割合は4．29％で前年度（4．15％）より上昇、世界1位を維持した。韓国のGDPに占める研究開発費比率は、04年には2．53％にすぎなかったが、08年3．12％、10年3．47％と上昇を続けている。国別では、韓国に次いでイスラエル（4．21％）、日本（3．47％）、フィンランド（3．31％）などが続いた。

一方、研究開発費の金額でみると、韓国は63兆7341億ウォン（約6兆7300億円）で6位。トップは米国で、以下中国、日本、ドイツ、フランスの順で続いた。先進国の中で韓国よりも投資額が少なかったのは、英国、オーストラリア、カナダなどだった。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「状況は厳しくても、基礎学問分野への投資は増やすべきだ。何より成果が重視される韓国の性質上、短期間で結果の出ない分野には国が主導して投資を続けなければいけない。未来の競争力はそこから生まれるはずだ」

「投資するのは良いことだけど、政府が3年や5年で成果を出せと言うのは問題」

「そのお金が何に使われるか、ちゃんと把握して投資しているのかな？」

「これもどうせいいかげんな統計だよ」

「研究所でチキンでも注文して食べまくってるんだろう」

「GDP対比という点が落とし穴。金額で言ったら、韓国はまだまだだ」

「どこに投資されたか公開したことはあるのかな？ちゃんと使われてるか検証もしていないのでは？」

「下の人が血と汗を流して技術開発しても、それを売って楽をするのは上の人たち」（翻訳・編集/和氣）