中国のギネス申請、いつも「人海戦術」ばかり=チャーハン認定は取り消し―中国メディア

Record China    2015年10月28日(水) 17時52分

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27日、中国江蘇省揚州市で4トンのチャーハンを作り、ギネス記録に申請し、これが取り消しになった一件が話題だが、中国メディアはこれを受けて、「中国のギネス記録は人海戦術に頼ったものばかり」と報じた。写真は重慶市にある世界最大の公衆トイレ。

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2015年10月27日、中国で最も有名なチャーハンの街・江蘇省揚州市でこのほど、一度に4トン超の大量のチャーハンを作り、ギネス記録に申請し、これが取り消しになった一件が話題になっているが、中国メディア・網易(NETEASE)はこれを受けて、「中国が申請するギネス記録は多くが、人海戦術に頼ったものだ」と報じた。

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江蘇省揚州市は名物の「揚州チャーハン」で有名な美食の街。今月22日、その揚州市で「一度に調理するチャーハンの世界記録」を目指し、3000人余りで約4.2トンものチャーハンを作った。一度はギネス記録に認定されたものの、チャーハンの一部が豚のエサになっていたことが後日に発覚し、認定は取り消されることになった。「食べ物を無駄にしてはいけない」との規定に違反したことが理由だという。

これまでも、中国に関連するギネス記録と言えば人口の多さを強みにするものばかりだった。中国が初めてギネスで世界一を打ち立てたのはまさに、「世界で最も人口の多い国」という名目であった。これは1955年、当時の人口約6億200万人で世界の人口の24%を占めるとして記録に残ったものだ。その後の60年間、中国が認められてきた記録は「世界最多人数で太極拳」「世界最大の月餅」など、どれもこれも人海戦術によるものばかりだ。以下にいくつかの事例を紹介する。

2003年―1万人で歯磨き

2005年―1万5000人で合唱

2006年―1万2000人でお見合い

2007年―4800人で手話の合唱

2007年―1000人収容の公衆トイレ

2008年―3050卓で宴会

2011年―1万4000人で温泉

2015年―120万人で太極拳(世界同時開催)

(翻訳・編集/愛玉)

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