韓国のコンビニが日系メーカーのたばこを締め出し「商売の道に外れる」=韓国ネット「政府のこじつけ」「たばこの値段と日本は何の関係もない」

Record China    2015年10月27日(火) 7時6分

拡大

26日、韓国の日系たばこメーカーが販売を始めた限定版商品が「低価格マーケティング」との批判を受け、韓国の大手コンビニで販売できない状態となり、韓国のネットユーザーから不満の声が上がっている。写真はたばこ。

(1 / 2 枚)

2015年10月26日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の日系たばこメーカーJTIコリアが販売を始めた限定版の商品が「低価格マーケティング」との批判を受け、韓国の大手コンビニエンスストアで販売できない状態となっている。

その他の写真

同社が26日から韓国のコンビニに提供を始めた「キャメルブルー14本パック 限定版」。通常20本入り1箱4500ウォン(約480円)が相場のところ、1パックの価格は2500ウォン(約270円)と、消費者にとってはうれしい商品だ。同社は韓国人喫煙者の1日の平均的な喫煙本数を調査し、1パックを14本に設定したという。

しかし、本数を減らし価格を下げたこの商品、競合他社からの不満に加えて、禁煙を推奨してきた政府の反感を呼び起こしてしまった。あるたばこメーカーの関係者は、JTIコリアの販売手法について「違法とまでは言えないが、商売の道に外れる」と非難、「業界の不当競争を招く恐れがある」とした。また保健福祉部は、こうした低価格商品が若者の喫煙を助長する可能性があるとして、20本入り未満のたばこの販売を禁止する方針に向け動きだしている。

こうしたことから大手コンビニCUは「14本入り商品にさまざまな良くない評価が出ており、ややもするとコンビニのイメージにまで影響を与える可能性もある」として、同商品の販売をしないことを決めた。

これについて韓国のネットユーザーからは、政府やコンビニの対応に反発する声が数多く寄せられた。

「商売道とか言ってるけど、コンビニはそれを守ったことがあるのか?」

「政府のとんでもないこじつけだ」

「商売道を守るために税金をたくさん出せって?」

「若者にたばこを買わせないためのそもそもの方策は考えてないんだね」

「安く売ってはいけない理由が弱過ぎる」

「どうせ他のたばこ会社から圧力がかかったんだろう」

「僕はたばこを吸わないけど、あきれる話だ」

「いいから、とにかくたばこの値段を下げてくれ」

親日は嫌だが、たばこの値段と日本は何の関係もない」

「たばこの消費が増えそうで政府が心配しているなんて、犬も笑うような話」

「本数が減るんだから、むしろ禁煙に役立つのでは?」(翻訳・編集/和氣)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携