3人に1人が60歳以上！43年後の北京は高齢化社会に―北京市

2007年10月22日、北京市で行われた高齢者人口調査の結果が明らかになった。それによると、2050年には市内の3人に1人が60歳以上の高齢者となる見込み。

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現在、北京市内の高齢者向けサービス機関は332カ所、ベッド数は3万6千だが、入居希望者のニーズには遠く及ばないのが現状である。このため北京市では、今後4年以内にそれぞれの区や町に1つの高齢者向けサービス施設を設立し、ベッド数も合計5万5千に増やすといった、高齢者サービスプランの実施を進めている。

2006年度の北京市の高齢者人口は202．4万人で、総人口の約17％を占める。今後、高齢者人口の増加は加速してゆき、2010年には210万人、ピークとなることが予想される2050年には650万人、つまり市内の3人に1人が高齢者となる見込みである。（翻訳・編集/BA）