中国の退職年齢は世界で最も早いので引き上げを検討?=「若者の就職機会がなくなる」「福祉が西洋並みになってから議論すべき」―中国ネット

Record China    2015年10月16日(金) 5時38分

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15日、中国メディアの京華時報は、中国人力資源・社会保障部は、中国の退職年齢は世界で最も早いため、退職年齢を引き上げる方針であると伝えた。これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

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2015年10月15日、中国メディアの京華時報は、中国人力資源・社会保障部(人社部)が、中国の退職年齢は世界で最も早いので、今後、退職年齢を合理的にし、引き上げを検討していると伝えた。

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人社部によれば、中国の平均退職年齢は55歳だが、多くの国では65歳前後で、しかもだんだん遅くなる傾向にあるという。それで人社部は、中央政府の許可を得た後、退職年齢を引き上げる改革案を発表する予定だ。

このニュースが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントがよせられた。

「老人が退職しなかったら若者の就職機会がなくなるじゃないか」

「中国の人口を考えてくれ。今でもすでに仕事を探すのは難しいというのに、さらに退職年齢を引き上げようというのか」

「なぜ外国の税金や社会福祉、民主、法律の平等さを比較しないんだ?」

「外国は休暇が多いし、福祉も良く、ストレスも少なく、食べるものも安全で、選挙もできる」

「福祉制度が西洋諸国並みになってから退職年齢について議論すべき」

「中国は男性の退職年齢が60歳で女性が55歳なのに、なんで平均55歳になるの?」

「退職は国際基準に合わせるのに、制度を国際基準に合わせないのはなぜ?」

「外国と違っていたいときは中国的特色といい、外国の真似をしたいときは国際的慣例という。結局は自分のしたいことをしているだけ」(翻訳・編集/山中)

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