韓国のパイロットの離職率が急上昇、待遇の良い中国へ―韓国メディア

Record China    2015年10月13日(火) 11時41分

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12日、韓国・聯合ニュースによると、韓国のパイロットが中国の航空会社の好待遇を求めて離職するケースが相次いでいる。写真は大韓航空機。

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2015年10月12日、韓国・聯合ニュースによると、韓国のパイロットが中国の航空会社の好待遇を求めて離職するケースが相次いでいる。新聞晨報が伝えた。

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韓国国土交通省によると、今年1〜7月の大韓航空の韓国人パイロットの辞職は42人に達した。13年は26人、14年は27人だった。また、アシアナ航空も13年は24人、14年は31人だったが、今年はすでに29人が辞職している。

業界関係者は辞職の理由について、中国の航空会社への就職を挙げている。米ボーイング社が今年製造した旅客機のうち、4分の1が中国市場に投入されており、今後はさらに増える見込みだ。中国の航空会社ではパイロット不足が懸念されており、一度に10人のパイロットを募集する航空会社もある。

韓国国土交通省の担当者は、「LCCの参入などで、中国航空市場でのパイロットの需要が増している。彼らは即戦力になるパイロットを求めており、文化的に共通点の多い韓国のパイロットに狙いを定めている」と指摘する。ある中国の民間航空会社のウェブサイトでは、韓国の若手パイロットの3倍の給与で募集をかけているところもあるという。(翻訳・編集/北田

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