Record China 2007年10月18日(木) 9時34分
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2007年10月、研修・社会実践を名目に未成年の学生を働かせていた事件が発覚。事件を受け、中国教育部は先日関係部門に監督・管理を強化するよう通達。写真は重慶市で働かされていた未成年労働者。
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2007年10月、一部地域で研修・社会実践を名目に未成年学生を働かせていた事件が発覚した。事件に対応し、教育部は先日各関係部門に監督と管理を強化するよう通達した。
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日本でも教師による未成年者に対する様々な事件が明るみに出ているが、中国では今年7月、河南省柘城県の中学校教師が女子中学生ら70人を言葉巧みに騙し、研修名目で福建省寧波市で働かせる事件があった。事前の話とは全く異なり、厳しい監視のもと1日16時間も働く劣悪な労働環境だった。管理者の目を盗み、4人の学生が逃げ出したため事件が発覚した。
企業側は、仲介した教師からは18歳と聞いていた、作業時間が長かったのは学生らが残業代を欲しがったためと違法性を否定している。企業の違法性を問うことが難しいこともあり、この教師のような“仲介者”の摘発・管理が問題となっている。そこで教育部の通達は各学校教員・関係者は中学生以下の未成年学生の出稼ぎアルバイト・研修に関係しないように求めている。また、各学校は未成年者への教育を実施し、自衛能力を高めるように勧告している。(翻訳・編集/KT)
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