2015年10月4日、法制晩報が中国北京市の地下鉄で目撃された乗客のマナー違反を報じたところ、多くのネットユーザーがさまざまな意見を寄せた。

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記事によると、マナー違反を指摘されたのは1歳くらいの子どもを連れた1組の夫婦。股割れズボン（赤ちゃんや幼児にはかせる後ろに穴があいたズボンで、しゃがむとお尻の部分が開くため用を足しやすい）をはいた子どもが座席の上でおしっこをしたことで注意を受けた両親はちり紙でそれを拭いたが、完全には拭き取っておらず、ちり紙は床の上に放置したまま下車したという。

中国では公共の場でのマナー違反がたびたび報じられており、今年の旧正月には東京・銀座の街頭で子どもにおしっこをさせた中国人観光客の姿が日本のテレビで放映されている。

今回の両親が見せた行動に対し、ネットユーザーの間からは「子どもができて初めて親の大変さが分かる」「拭いたのだからいいじゃないか。座席が乾くのには時間がかかる」と擁護する声が上がる一方、「外出するのにおむつをはかせなかったのはなぜだ？子どもは尿意を我慢できないし、子どもにだってプライバシーはある」「私にも1歳ちょっとの子どもがいるが、外出時はおむつを用意する。公共の場所を汚したままにするなんて素養を疑う」「こんなこと日本や米国などでは絶対に起こらない」「今と昔では生活のレベルが違う。以前は民度が低かった。だから、次の世代に対する教育を続けなければならない」などのコメントも寄せられている。（翻訳・編集/野谷）