Record China 2007年10月17日(水) 18時29分
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16日、江蘇省の太湖地区では汚染著しい太湖の水質を守るため、工場排水に関する新しい処理基準を来年1月1日から適用する。これにより、同地区にある1/3の企業が閉鎖の危機に。
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10月16日、新華社サイトの「新華網」は、江蘇省環境保護庁が先に発表した「江蘇太湖地区都市排水処理工場および重点工業の主な汚染物質とその排出基準」が来年2008年の1月1日より正式に実施されると伝えた。
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環境保護当局の調査では、太湖の水質汚染源を住民の生活排水と紡績染色工場、化学工場、製紙工場、鉄鋼工場、電気メッキ工場、食品製造工場の6大業種にあるとしており、それぞれに新基準を守らせるとCOD(化学的酸素要求量)は現行の34%、総リン排出量は50%、総窒素排出量は66.7%の削減となる。
この新基準は来年の1月1日から正式実施となる予定だが、これにより太湖周辺にある企業の3割が閉鎖・操業停止・吸収合併・製品の転換を余儀なくされることに。(翻訳・編集/本郷智子)
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