最重要分野の国有大型「中央企業」30社をグループ上場へ、2010年がめど―中国

2007年10月16日、北京の日刊紙「京華時報」は中国国務院国有資産監督管理委員会（国資委）が中央企業30社をグループ上場することを確認したと伝えた。

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中央企業とは国資委が保有する中央政府直属の国営企業を指すが、上場する30社のリストはすでに作成済みで、その中には中国核工業集団公司（会社）や中国石油工業総公司・中国航空集団公司・中国五砿集団公司・東方電気集団などが含まれている。

国資委は、中央企業155社のうち30社を第1期グループとして上場し、その後第2期、第3期と続けての上場を計画している。このため、第1期上場の時期については遅くとも2010年までに完了させるというのが大方の予想。これに関し、国資委企業改革局はまだ明言していない。

第1期グループ上場の30社は、エネルギーや資源・兵器といった国家最重要分野に属する大型国営企業が主体となっている。（翻訳・編集/本郷智子）