インドネシア高速鉄道、日中受注競争の結末に中国ネットが反応、「最大の勝者はインドネシア」「中国はむしろ日本に負けた…」

Record China    2015年10月3日(土) 6時2分

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2日、インドネシアがジャカルタ−バンドン間で計画している高速鉄道プロジェクトをめぐり同国のリニ国営企業相が「中国案が唯一の選択だ」と発言したことに対し、中国のネットユーザーが反応を示している。写真は中国の高速鉄道。

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2015年10月2日、インドネシアがジャカルタ−バンドン間で計画している高速鉄道プロジェクトをめぐり同国のリニ国営企業相が「中国案が唯一の選択だ」と発言したことに対し、中国のネットユーザーが反応を示している。

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これまで日本と中国が同プロジェクトの受注を争ってきたが、インドネシア政府はこのほど中国案を採用する考えを表明。リニ国営企業相は中国案が選ばれた鍵はインドネシア政府の予算や保証を必要しない点だと指摘し、「技術が唯一の基準ではない」と語った。また、すでに入札の段階は終わったとして、さらに好条件の案を提示されたとしても中国案以外を採用する考えのないことを明らかにした。

この報道に対し、中国のネットユーザーからは、これまで方針を二転三転させたインドネシアを批判する声が上がるとともに、「中国の高速鉄道の輸出に期待している。でも、新幹線ののぞみ号ってかっこいいよね」「国民が生活に苦しんでいるというのに、海外のために貢献する!これぞわが祖国!」「国内には普通の鉄道が通っていない地域だってある」「必ずしも中国が勝者だなんて言えないと思う。この件で勝ったのはむしろ日本ではないだろうか。きっとインドネシアは別の分野で日本に対して埋め合わせをするだろう」「最大の勝者はインドネシア。2番目は日本。中国は国民の税金を使って見えを張る」「この先、別の国もインドネシアと同じような条件を要求し始めたらどうなるんだ?」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/野谷

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