2015年9月30日、ウォールストリートジャーナルの中国語版は、安倍首相が中国との関係改善を希望していると発言したことを伝えた。

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安倍首相は9月29日、日中双方が各レベルで率直な対話を行うことを含め、日中関係が改善することを希望していると語ったという。また、日本政府は近ごろ世界の株式市場に影響を与えている中国経済にも注目しており、中国は中国経済の背景にある構造的問題に取り組むことが重要だとも述べたという。

このニュースが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「日中友好を支持する。開放と協力こそが持続的な発展の道だ」

「安倍さんはこんなに長く首相をして辞めないということは、この人は一筋縄ではいかないということだな」

「実は安倍首相はかなりの策略家だと気が付かないのか？」

「この人は言うこととやることが全然違う」

「安倍首相は口では関係改善と言いながら、行動では中国を傷つけている」

「刀を抜いてすでにかまえているのに仲良くしようとはな。まあ、背後で米国が拍手しているのは間違いないが」

「日中関係を改善したかったら、まずは歴史を直視し、第二次大戦での悪行を認めてからだ」

「日本との良い関係なんてダメだ！そうでないと、国内矛盾が起きた時に日本をののしることができなくなるじゃないか」（翻訳・編集/山中）