Record China 2015年10月4日(日) 5時20分
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29日、このところ韓国で緑茶の消費量が大きく減少し、産地の茶畑の中にも放棄される所が増えているとの報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は宝城郡の茶畑。
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2015年9月29日、韓国・SBSテレビによると、韓国ではこのところのコーヒーや輸入茶ブームに押され、緑茶の消費量が大きく減っており、人気が高まった時期に整備された茶畑も放棄される所が増えている。
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全羅南道宝城郡は韓国最大の緑茶産地だが、約3年で全体の3分の1ほどの茶畑が放棄され、今では雑草が生い茂っている場所もある。健康や伝統のイメージに直結し人気だった緑茶も、ここ5年で国内消費が30%も減ってしまったのだ。この間、コーヒーは緑茶の16倍を超える年間1兆6000億ウォン(約1620億円)市場に成長し、ハーブティーや紅茶などの輸入は4倍に増えた。
存続の危機とも呼べるこの状況に、宝城郡の緑茶農家は対応策を模索、粉末状の緑茶や発酵茶など新製品開発による消費層拡大、高級緑茶に生産をシフトしての海外輸出戦略などに乗り出している。
これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。
「緑茶は高くて飲めない。観光で宝城の茶畑にも行ったことがあるけど、産地なのにばか高くて、緑茶に裏切られた気分だったよ」
「僕も産地に行ってその値段に驚いた」
「1杯6000ウォン(約600円)くらいにすれば、相当売れると思う」
「韓国の緑茶は渋いだけでおいしくない。品質向上が必要だ」
「日本では値段によっていろいろな緑茶を売っているよ。それに比べて韓国は関税に守られてるからか、高いばかりで質がいまいち」
「緑茶は農薬の問題で騒がれてからあまり買わなくなった」
「なぜそっぽを向かれているのか、栽培している人たちはよく分かっているはずだ。猛毒性の農薬をまき、安い中国産茶葉を国産に混ぜて売るような人たちは特に。自業自得だよ」
「日本の抹茶のように、お湯に溶いて飲めるようにしてくれるといいな」
「残念だけど、緑茶の元祖とも言える日本や中国と違って、韓国にはお茶文化自体がない」(翻訳・編集/和氣)
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