新型航空機の納品北京五輪に間に合わず、中国航空各社に打撃―米ボーイング社

Record China    2007年10月13日(土) 11時10分

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10月10日、米ボーイング社は来春に予定されていた新型航空機・ボーイング787ドリームライナーの納品が約半年遅れ、来年末になると発表。北京五輪前の導入を決めていた中国航空5社に大きな打撃となった。

2007年10月10日、米ボーイング社は来春に予定されていた新型航空機・ボーイング787ドリームライナーの納品が約半年遅れ、来年末になると発表した。北京五輪前の導入を決めていた中国航空5社は対応策を迫られそうだ。

ドリームライナーは燃費、客室環境、メンテナンス性と三拍子そろった新鋭機で、完成前から710機を受注。今回の引き渡し延期は、サプライチェーン間での混乱や一部部品の製造遅れが原因だとされている。

航空業界の慣例に従えば、ボーイング社は注文した航空各社への賠償責任も生じるが、11日、同社の王玉奎(ワン・ユークイ)氏は「賠償については統一的な基準はなく、各社との購入契約に基づいて実施する」とコメントした。今回の発表を受け、同社の株価は前日比2.54ドル安の98.91ドルとなった。(翻訳・編集/KT)

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