2015年9月15日、新聞晨報はタイメディアの報道を引用し、タイのチェンマイ大学に中国人観光客が多数押し寄せ、現地で問題になっていると報じた。

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あるデータによると、今年1〜8月に同大学を訪れた中国人観光客は13万人に上る。その多くに「ツアーとは一味違う経験をしたい」という考えがあるもようで、現地にとっては多くの経済効果がもたらされるが、学生や地元住民の間からは交通ルール違反や騒がしい話し声、痰吐きやごみのポイ捨てなどに不満の声が上がっている。

この問題について、タイ紙バンコク・ポストは「中国人観光客は礼儀知らずで有名。彼らの出現が800年の歴史を持つ古都の静寂さを乱している」と指摘。また、チェンマイ大学の関係者は「約2年前の段階で大学を訪れる中国人観光客の数は飽和状態だった」と明かし、学生から「中国人観光客は写真を撮影するために道路の真ん中にバイクを停める」「昼食時に食堂を見学するから席が確保できない」などの苦情が出ていると説明する。大学側は「これがあるべき姿ではない」としながらも外交問題に発展することを懸念し、観光客の締め出しには踏み出せないという。

これに対し、中国のネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられている。

「海外に行って恥を広めないで！」

「中国人は数が多いからな」

「信仰心のない人間は恐ろしい」

「中国人のモラルのなさは世界中で有名なのに。チェンマイの学生は世間知らずだな」

「こんな客が自分の家に来たと考えたら…果たして歓迎できるだろうか？」

「国の経済や生活レベルは向上したけど、民度の改善はこれに追い付いていない。国に全ての責任があるのではなく、重視すべきは家庭の教育！」

「歓迎されないなら行ってやらない」

「中国人が行くのをやめたら収入がなくなって生活に困るのはそっちだろ」

「世界はこんなに広いのに、民度の低い人間を受け入れてくれる国はないのか」

「国慶節の連休前に中国人観光客が世界で歓迎されていないという報道を流すとは…。国内の観光市場を活性化させるための手口のように感じる」（翻訳・編集/野谷）