日本食品・日本料理が人気トップ=中国消費者意識調査―ネットでは「味」では賛否分かれたものの、「健康的で安全だから好き」

Record China    2015年9月16日(水) 9時39分

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15日、日本貿易振興機構の中国消費者の日本製品に対する意識調査で、日本食品や日本料理の人気がトップになった背景には中国人の健康・安全志向の高まりがありそうだ。写真は日本の定食。

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2015年9月15日、日本貿易振興機構(ジェトロ)の中国消費者の日本製品に対する意識調査で、日本食品や日本料理の人気がトップになった背景には中国人の健康・安全志向の高まりがありそうだ。

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ジェトロによると、中国の都市部に住む男女1200人に7月、「よく購入する輸入食品の原産国」を聞いたところ、「日本」と回答した割合が前回調査(昨年12月)の42.2%から53.5%に上昇した。「よく利用する飲食店」に関しても日本料理が36.4%と外国料理でトップとなり、前回首位の韓国料理(33.3%)を抜いた。日本食は「健康」「安全」のイメージが強く、中間層や富裕層の間で支持が広がっているという。

中国のネットユーザーからは日本食の味について「おいしいよ」「見た目はきれいなんだけど、食べるとそうでもない」「正直、おれは苦手。やっぱり中国料理のほうがおいしい。歳だからか」と賛否が分かれた。中には「中国国内の日本料理はだめ。鮮度や甘みが日本国内の半分くらいだから」と指摘する声もあった。一方で、味はともかく、「健康的で安全だから好き」との意見も見られた。

日本の飲食店では「餃子の王将」を展開する王将フードサービスが昨年10月末、2005年から進出していた中国からの撤退を発表したが、理由は「日本の餃子の味が中国では受け入れられなかった」(渡辺直人社長)ため。「うまく現地の食文化に合わせているフランチャイズは成功している」(日本人ユーザー)ようだが、味だけは個人差もあって全員に好まれるのは難しい。そうなると、食材の信頼性、安全性は日本料理の大きな強みだ。(編集/長澤)

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