2015年9月13日、中国の正月番組で「回る美少女」と話題になった舞踏家の小彩旗（シャオツァイチー）が、ドラマデビューについて語った。騰訊が伝えた。

【その他の写真】

1999年生まれで16歳の小彩旗は、中国を代表する女性舞踏家ヤン・リーピン（楊麗萍）のめい。昨年1月、旧暦大みそかに毎年放送される国営・中央テレビ（CCTV）のスペシャル番組「春節晩会」に出演。4時間にわたる生放送で、ステージの端に設けられた舞台でずっと回り続け、「回る美少女」として日本でも話題になった。平均回転スピードは1回当たり0．76秒で、放送中に約1万9000回も回ったことになる。

13日、北京でファンイベントに出席し、回るようになったきっかけを語った。小さい頃から、叔母のヤン・リーピンの舞踏音楽に合わせて踊ったり回ったりするのが好きで、そのうち目が回らないことに気付いたという。そこから本格的なトレーニングをスタートし、「人間コマ」と呼ばれるほどの技を身に付けた。

昨年は舞台版「サンザシの樹の下で」で女優デビューし、ドラマ初出演作となる「青狐丘伝説」「雲之凡」が間もなくオンエアを迎える。初めてのテレビドラマの撮影は非常に緊張したと言い、撮影時間は毎日非常に長かったが、舞踏の練習も欠かさなかったと語っている。（翻訳・編集/Mathilda）