今なお残る日本と中国の戦争の可能性、日本の脆弱な軍備が衝突を誘発―米誌

Record China    2015年9月11日(金) 5時36分

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8日、参考消息網は記事「米誌が日本と中国の戦争リスクを分析、日本への攻撃は米国に対する攻撃を意味する」を掲載した。日中関係は改善傾向にあるが、依然として戦争リスクは残っているという。

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2015年9月8日、参考消息網は記事「米誌が日本と中国の戦争リスクを分析、日本への攻撃は米国に対する攻撃を意味する」を掲載した。

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2012年の尖閣国有化を発端に高まった日中関係の緊張は、13年の中国艦艇による火器管制レーダー照射事件をピークとし、その後は改善へと向かっている。しかし、米誌「アビエーション・ウィーク・アンド・スペース・テクノロジー」によると、専門家は依然としてリスクは高いと判断している。

一つの可能性としては日中の指導者がナショナリズムを背景に危機を加速させかねないこと。攻撃を受けた側は、世論による反撃を求める強い圧力にさらされることになる。

もう一つの問題として軍事技術的な要因がある。日本の情報・偵察設備は脆弱(ぜいじゃく)なため、中国は先制攻撃の誘惑にさらされている。しかし日本の設備は米軍と共有されているため、日本に対する攻撃は米国に対する攻撃をも意味している。攻撃を受ければ、中国の戦力を削ぐために中国の情報・偵察能力を攻撃する必要に迫られる。(翻訳・編集/増田聡太郎

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