2015年9月8日、「日本で韓国製白物家電が売れない理由」について日韓両国のネットユーザーがコメントを寄せている。韓国側が日本の住宅事情、嫌韓感情、デザイン感覚などと多様な理由を挙げたのに対し、日本側は「韓国製なんて眼中にないもん」と一刀両断。「なぜそんなに比べたがるの？」と日本を気にする韓国のほうをむしろ気にしている構図が浮かび上がった。

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問題を提起した韓国のスレッド主は、「答えは日本の家電売り場に行けばすぐ分かる」とし、「左右どっちからでもドアが開く両開き冷蔵庫はほとんどないし、洗濯機もドラム式は少ない。エアコンも壁掛け式が主流。大型家電は小さい家が多い日本の家庭には韓国や米国の大型家電を置く場所もないため」と説明している。

これについて韓国のネットユーザーからは「家の値段が高いから、韓国や米国スタイルの大型家電を置くスペースがない」「全体的に部屋が狭いから、大容量の物は非効率なんだ」と日本の住宅事情を指摘する声がある一方、ずばり「嫌韓感情からだよ。サムスンのスマートフォンも日本では売れていない」「日本製がベストで、韓国製を見下す精神が根底にある」などの声もあった。さらには「きちょうめんな日本人の気質とデザイン感覚が韓国人とは違う」「そもそも国産の家電王国で韓国製を買う理由がない」とのコメントも寄せられた。

一方、日本のネットユーザーの間では、「良い物なら売れる。良くない物が売れないだけ」「国内にそれなりに良いものがあるんだし、わざわざアフターケアに不安のある海外製を買ったりしないだけのこと。車とかも同じ」「あえて韓国製を買う理由がない」など、自国製品に絶大な信頼を寄せていることをうかがわせるコメントが多くの共感を集めた。

自国製品を愛する気持ちはどこの国も同じで、「韓国でも、わざわざサムスンやLGではなく日本製品を買わないよね」（韓国人ユーザー）のが普通。それでも他国製品を買うのは、そうするだけの強い理由があるためだが、それにしても日本側の“愛国ぶり”が際立った。（編集/長澤）