国慶節連休で香港に“特需”、中国人観光客38万人が押し寄せてお買い物―香港

2007年10月7日、香港の報道によると、国慶節の連休中に香港を訪れた中国観光客は約38万人に上った。中でも個人旅行客が昨年同期より3割増と予測を上回った。これに伴い、期間中、香港の小売業の売り上げも昨年同期より1割ほど増え、連休“特需”で潤った形になった。

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ある宝飾店では客単価が1万香港ドル（約15万円）と、春の連休に比べ倍増したという。またDVD・オーディオ製品や携帯電話がよく売れ、ある家電チェーン店では昨年同期より売り上げが1割増だった。腕時計も高級品が人気で、7000〜1万香港ドル（約10万5000〜15万円）の商品が売れ筋だったという。

旅行業界の関係者は、「先ごろマカオに巨大リゾート施設がオープンしたことで、客足が流れることを心配していたが、杞憂に終わってよかった。香港の魅力は色あせていないことを証明できた」と胸をなでおろしていた。（翻訳・編集/WF）