江沢民直筆の石碑が消えた?中国共産党幹部の育成学校、理由を説明―中国メディア

Record China    2015年9月1日(火) 17時48分

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31日、中国の習近平現国家主席と江沢民元国家主席の間で権力をめぐる派閥闘争が続いていたことは複数のメディアが報じてきたが、このほど、中国共産党幹部育成機関の校門前から江沢民氏の直筆による校名の石碑が撤去されたと報じられた。写真がその石碑。

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2015年8月31日、中国の習近平(シー・ジンピン)現国家主席と江沢民(ジアン・ザーミン)元国家主席の間でこの数年間、権力をめぐる派閥闘争が続いていたことは複数のメディアが報じてきたが、このほど、中国共産党幹部育成機関の校門前から江沢民氏の直筆による校名の石碑が撤去されたと報じられた。これについて、ロイターの記者が追及している。チャイナネットが伝えた。

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党幹部を育成する中国共産党中央党校の校門前に置かれていた問題の石碑は今月、校内に移されたという。これについて、英通信社ロイターの記者は同校政法部常務副主任の卓澤淵(ジュオ・ザーユエン)氏に「これは江氏に対して尊重に欠ける行為ではないか?」「党は江氏に不満を抱いているのでは?」との質問を投げ掛けた。

卓氏の回答では、石碑を背景に記念撮影しようとする人が後を絶たず、周囲の交通への影響を懸念して校内に移動したという。同校の向かい側は北京市有数の観光地である頤和園の敷地となっているため、付近は交通量が多く、これまでにも交通安全への影響が出ていたという。「我々は一貫して江氏を尊重している」と付け加えた。

中央党校は1933年に開校し、90年超の歴史を持つ。マルクス主義や党理論を学ぶ場所として、これまで6万人以上を輩出している。(翻訳・編集/愛玉)

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