韓国、米中の間のバランス外交で北朝鮮に圧力―韓国紙

Record China    2015年8月29日(土) 19時10分

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28日、韓国の朴槿恵大統領が中国の抗日戦勝70周年記念式典への出席を決めたことを受け、韓国の外交戦略に変化が生じている。

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2015年8月28日、韓国・国民日報によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が中国の抗日戦勝70周年記念式典への出席を決めたことを受け、韓国の外戦略に変化が生じている。環球時報(電子版)が伝えた。

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米国の同盟国である韓国が、中国の重要な軍事活動に参加する。かつてなかった事態である。韓国は米中の間でバランス外交を展開し、北朝鮮に圧力をかけたい考えだ。

韓国国内では朴政権は「中国寄り」であるものの、記念式典に出席せざるを得ないとの見方が出ている。中国は韓国を式典に招待し、韓国の指導者に最先端の武器を披露する。これは過去にない待遇だ。一方、中国は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が同式典を欠席するとの情報については、特にコメントしていない。韓国にすれば今回の事態は千載一遇のチャンスといえよう。北朝鮮の核問題解決に中国の協力は不可欠。中韓の「蜜月関係」を拡大させることが必要だ。

朴大統領は北朝鮮に圧力をかけるため、記念式典に参加するのだ。北朝鮮側は労働党や軍の幹部が複数出席するが、韓国のパフォーマンスには及ばないだろう。(翻訳・編集/大宮)

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