2015年8月25日、韓国・聯合ニュースは、来月3日に中国が行う抗日戦勝記念行事に日本政府からの出席がないことについて、「日本による事実上のボイコット」と報じ、日中間に微妙な空気が漂っていると伝えた。

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安倍晋三首相は行事開催時期の訪中を予定していたものの、国会の状況などを踏まえ見送る方針を発表。木寺昌人駐中国大使ら北京駐在の日本政府関係者も、行事のメインイベントとされる軍事パレードには出席しない。聯合ニュースは、日本がこうした事実上の「ボイコット」とも取れる対応を取った理由について、「今回の行事が、事実上自国（日本）を正面から標的にしている点を強く意識したためと解釈できる」と伝えるとともに、「同盟国である米国との歩調を合わせようとの意図」もうかがえる、とした。

中国外交部の張明次官は会見で、「今回の行事は（日本のような）特定国を対象にしたものではない」とし、「現在の日中関係とは直接的な関連はない」と述べているが、聯合ニュースは張次官の「安倍首相が国会の状況などを理由に参加できないとした点に注目している」との発言を取り上げ、「遠回しに不快感を表明した」と伝えた。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「（日本の不参加は）当然では？敗戦国は参加しないでしょ」

「なんで呼んだの？」

「中国はもともと来ないだろうと思いながら招待したんだろう」

「こんな日本が、米国の目には韓国よりはるかにかわいく見えるだろうな」

「日本人は怖いのかな？」

「安倍が孤立し始めた」

「戦勝国である韓国の席はあっても、敗戦国日本の席はない」

「韓国は絶対に出席すべき。日本人が負けた日だからね」

「敗戦国の分際でボイコット？」

「反省しない戦犯国がやりそうなことだ」

「安倍首相は日本国民を代表して出席し、戦争勝利を祝い、日本がしでかした蛮行を反省・謝罪して頭を下げるべきだ」（翻訳・編集/和氣）