Record China 2015年8月28日(金) 14時28分
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24日、子どもが欲しくて病院の婦人科を訪ねた女性が、診察台が壊れたことで1年も入院するけがを負った。だが病院側は「原因は女性にある」と主張している。資料写真。
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2015年8月24日、診察台が壊れて大けがをした女性患者が、病院側に14万元(約280万円)の損害賠償を求める裁判を起こした。中国紙・京華時報が伝えた。
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今年29歳の張(ジャン)さんは、2012年に結婚して2年になるが妊娠はまだ。子どもが欲しい張さんは昨年5月、北京市にある昌平中西結合医院の婦人科を訪れ、詳しい検査を受けた。婦人科専用の診察台に乗った張さんに、担当医は「もう少し奥に腰をずらして」と指示。張さんが体の重心を後ろに傾けたところ、「ボン!」という音とともに診察台の背もたれ部分が突然壊れ、張さんは頭と首を後ろの壁に激しくぶつけてしまった。
張さんは頸部(けいぶ)軟組織損傷や頭部外傷による神経障害、頸部靭帯(じんたい)損傷、脊髄損傷などの大けがを負い、そのまま同病院に入院。今年6月2日にようやく退院した。張さんは長期入院で職を失い、子どもを産む計画も延期になり、身体的にも精神的にも大きな苦痛を受けたとして同病院を訴えた。
裁判で、病院側は張さんが診察室でけがをしたことは認めたが、「張さんのけがは病院の過失によるものではない」と主張。その根拠として、「診察台には何の不具合も認められず、背もたれ部分も故障していなかった。張さんが太っていたから、その重さに背もたれが一時的に耐えられなかっただけだ」と主張した。
病院側の発言に対し、多くのネットユーザーが「診察台が壊れるなんて聞いたこともない!」「じゃあ、デブは病院に行っちゃいけないのか?」と怒りをあらわにしている。(翻訳・編集/本郷)
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