2015年8月18日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の警察はインターネット掲示板に朴槿恵（パク・クネ）大統領を批判する文章が掲載されているとの通報を受け、捜査中であることを明らかにした。

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警察の発表によると、先月20日、韓国の全国農民会総連盟ホームページの掲示板に朴大統領を批判する文章が掲載されているとの告発があり、ソウル龍山警察署が捜査に乗り出した。警察はホームページの運営に当たる韓国進歩連帯の事務所に捜査チームを派遣、書き込みをした人物の特定を進め、名誉毀損（きそん）容疑で取り調べる予定だ。

しかし関係者によると、批判の文章は13年ごろ作成された物で、書き込んだ人物がすでにホームページの登録を抹消し、IPアドレスや個人情報が削除されている可能性もある。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「何を書いたら、警察が捜査までするんだろう？」

「批判文をアップしたとチクるやつに、自ら捜査すると言い出す警察…実に情けない」

「それでも、朴槿令（パク・クンリョン。朴大統領の妹）のような親日派はなぜ無事なんだ？」

「こんな国ある？」

「13年の書き込みを今捜査するって？警察はやることがないんだね」

「批判したことが問題じゃなくて、内容が問題では？こんなことじゃ、北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）と変わらないよ」

「悪口も言えないのか？ずいぶん立派な女性だこと」

「え？国民みんな捕まえるつもり？」

「今って独裁政権？やり方が汚すぎて見てられない。それなら警察は、歴代大統領の悪口を言った人を全員捕まえろ」

「悪口コメントを書くなって、ニュースを使って脅迫してるんだな」

「批判したら罪人なのか？」

「根こそぎ告発したら、国民の半分以上が調査されて罪人になるかもしれない。大変だ」（翻訳・編集/和氣）