日中国交正常化35周年記念し羽田―虹橋線が開設、上海、東京間が日帰り圏に

Record China    2007年9月29日(土) 21時39分

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日中国交正常化35周年にあたる2007年9月29日、上海・虹橋―東京・羽田空港間の定期チャーター便が就航した。両空港ともに市街中心部に近く、利便性が大幅に高まり、人気路線となりそうだ。(資料写真)

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2007年9月29日、上海・虹橋―東京・羽田空港間の定期チャーター便が就航した。

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両空港間の路線開設は、今年4月の中国・温家宝首相の訪日時に両国間で合意していた。29日はちょうど1972年の日中国交正常化から35周年にあたり、それにあわせて一番機が出発した。

両空港ともに国内線がメインのためチャーター便の形となるが、上海航空、中国東方航空、日本航空、全日空の日中航空4社が運航し、それぞれ1日1往復するため、実質的には定期国際便となる。

羽田、虹橋空港は市街中心部に近く、上海・浦東と成田空港を結ぶ従来の便に比べ、市内の移動時間が片道1.5―2時間ほど短縮できる見込みで、ビジネスマンや観光客にとって利便性が大幅に向上することになる。

航空各社も人気路線に育てようと、力が入っている。上海航空では、機内が広くて快適な767―300ER型機を投入、日本語のできる客室乗務員の搭乗や機内食の和食メニューを充実させるなど、日本人向けサービスに知恵をしぼっていく。(原稿/藤野)

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