2015年8月14日、欧浦鋼網によると、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領が、中国で9月3日に開かれる抗日戦勝70周年記念式典への出席をめぐり、米中の板ばさみになっている。

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日本メディアによると、朴大統領の出席について、韓国大統領府（青瓦台）報道官は12日「諸般の事情を考慮して慎重に検討している」と表明した。韓国国内では「中国の求めに応じて出席すべきだ」との意見が強まっている。しかし、出席すれば米韓、日韓関係に影響する可能性がある。

韓国で11日に発表された世論調査結果によると、「出席すべきだ」と答えた割合は回答者の51％と過半数を超えた。「欠席すべきだ」は20％にとどまった。しかし、訪問によるリスクを朴大統領は無視できない状況だ。欧米諸国は同式典への出席に慎重な姿勢を示している。韓国の外交関係者は「朴大統領と習近平（シー・ジンピン）国家主席が肩を並べる様子を内外に示すことこそが中国の狙いだ」と話す。

中国との経済的結びつきは強まっているが、出席すれば同盟国である日米との摩擦が起きる可能性がある。韓国は難しい判断を迫られている。（翻訳・編集/大宮）