韓国のサムスン、スマホ低迷でディスプレイ事業が苦境=日本企業に対抗すべく見出した活路は中国の躍進メーカー―韓国メディア

Record China    2015年8月17日(月) 3時50分

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12日、中国・広州日報は韓国メディアの報道を引用し、アップルとの競争激化により、サムスンがディスプレイ供給先として中国に目を向けていると伝えた。写真はファーウェイのスマートフォン。

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2015年8月12日、中国・広州日報は韓国メディアの報道を引用し、アップルとの競争激化により、サムスンがディスプレイ供給先として中国に目を向けていると伝えた。

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韓国電子メーカー・サムスングループのサムスン・ディスプレイは iPhoneやiPadにディスプレイを供給していたが、親会社とアップルの競争が激化し、発注が減少。現在iPhoneのディスプレイは主に日本のジャパンディスプレイや韓国・LGが供給している。

さらに、サムスン・ディスプレイの主な供給先である親会社のスマートフォンやタブレット事業の低迷もあり、同社は日本や国内メーカーといったライバルに対抗すべく、中国企業への供給を模索。同社はすでに世界主要のスマートフォンメーカーに名を連ねる中国・ファーウェイ(華為)への供給を開始しているが、現在供給量はまだ少量で、同社のディスプレイに対するファーウェイの検査が無事終了した後に発注量が増加する見込みだ。

米市場調査会社ストラテジー・アナリティクスのデータでは、ファーウェイは15年4〜6月期の世界のスマホ販売で世界3位。躍進を見せるファーウェイから安定的な発注を獲得できれば、サムスンはライバルに対抗する力を得ることができ、市場において自社の地位を固めることができるだろう。(翻訳・編集/内山)

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