2015年8月11日、韓国・ニューシスによると、来月3日に中国北京で開かれる抗日戦勝70周年記念行事に韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領が参加するかどうか注目が集まる中、韓国国民の半数以上が大統領の参加に肯定的との世論調査の結果が出た。

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韓国リアルメーターが韓国の19歳以上の男女500人を対象に行った世論調査によると、「朴大統領が行事に参加すべき」との回答は全体の51．8％に上った。「欠席すべき」は20．6％、「よく分からない」は27．6％だった。

回答者の年齢別では、「参加すべき」としたのは50代の64．8％が最も多く、20代の32．1％が最も少なかった。20代の場合、「欠席すべき」との回答が39．1％で、5段階の年齢別階層で唯一、「欠席すべき」が「参加すべき」を上回った。

これについて、韓国のネットユーザーから寄せられたコメントも賛否両論に分かれている。

「米国に従うことも、中国に引きずられることもするな。韓国の利益になる第3の道を探すべきだ」

「これ以上、日本や米国の顔色をうかがうことなく、国益のためになるなら参加を」

「国民の税金を使っての観光はもうやめて、国を生き返らせてくれ」

「実に難しい悩みの種だね」

「行くな。韓国のアイデンティティーに関わる問題だ。中国軍は南北統一を邪魔する存在だし、中華覇権主義にはだまされるような気がする」

「堂々と参加し、金正恩（キム・ジョンウン）と会って南北の将来について語り、互いへの信頼回復をすべきだ」

「米国の顔色を気にせず参加を。朝鮮半島の平和的安定のため、中国との関係がこれほど重要な時はなかった」

「行っても行かなくても、どちらもメリットとデメリットがある。ただ、米国が北朝鮮と中国の問題を考えた場合、韓国を捨てることは今後もないと思う」

「参加すべきだ。中国でなくても、招待状をもらったのに断るのは国益と関係なく礼儀に反する。それに、参加すれば失う物より得る物が多い。米国が日本の味方をすることに対し、韓国のシグナルを送るべき」（翻訳・編集/和氣）