Record China 2007年9月27日(木) 17時9分
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9月26日、世界最大のアムールトラ繁殖基地である黒竜江省のネコ科動物飼育繁殖センターから、15頭のトラが遠く離れたアモイ市へと“出稼ぎ”に旅立った。
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2007年9月26日、世界最大のアムールトラ繁殖基地である黒竜江省のネコ科動物飼育繁殖センターから、15頭のトラが“出稼ぎ”に旅立った。
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この15頭の行き先は福建省アモイ市の動物園。車酔いや嘔吐などに注意するため技術スタッフと獣医に付き添われ、数日間かけて遠く離れた南の都市、アモイ市まで移動する。
同センターのアムールトラの数は近年急増しており、1986年の設立当時には8頭しかいなかったのが、現在では800頭にまで増えた。トラの飼育費は一頭当たり一日70元(約1100円)ほどかかるため、経済的に苦しい情況が続いているという。
そこで、アムールトラを別の地域の動物園に貸し出し、その収入で他のトラの飼育費をまかなっている。今回アモイ市の動物園に15頭のトラを貸し出すことで、毎年22万元(約350万円)が得られるという。これまでに100頭ほどのアムールトラが山西省や吉林省などに“出稼ぎ”に出て、“兄弟”たちを養っているのだという。(翻訳・編集/藤野)
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