Record China 2015年8月5日(水) 12時6分
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2日、韓国・世界日報は、青年から高齢者に至るまで、韓国国民全体が雇用不安に震えていると報じた。写真は韓国の大学生。
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2015年8月2日、韓国・世界日報は、青年から高齢者に至るまで、韓国国民全体が雇用不安に震えていると報じた。
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韓国では雇用の断崖絶壁に追い込まれた若年層が最初から求職さえ放棄する事例が続出している。経済活動人口の中核である壮年層は労働活動から離脱しており、高齢者は退職後も生活のために単純労務職を転々としなければならない状況。「雇用市場が崩壊した」と言われている。それでも政府は「雇用率70%達成」にこだわり、雇用の質を考慮せずに数合わせに汲々としている。
韓国統計庁などによると、6月の求職断念者が44万人となった。1月に49万1000人となり50万人に迫っていた求職断念者は2月に45万6000人、3月に42万8000人、4月に39万5000人と減少傾向を見せていたが、5月は41万3000人となり、2カ月連続で増加している。求職断念者とは、経済活動をしていない人のうち、就職が可能であるのに求職活動をしていない人を指す。求職断念者の増加から分かるように、就職難は就業意欲まで喪失させている。これは休職者人口の増加として現れる。病気や障害がないのに求職活動をしていない休職者は6月に147万人を記録し、前年より10万2000人増加した。
この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
「休んでいるんじゃなくて、就職できないんだ」
「私も働きたい。願わくは定年まで勤めたい。仕事をしてお金を稼いで、恋愛をして結婚して子産を作って平凡に暮らしたい」
「今休んでいるが、もっと休みたい」
「仕事をしていないやつらは自分の気に入った仕事しかしようとしない」
「ソウル市内の事務職で月に250万ウォン(約27万円)以上、派遣はだめ、夜勤もだめ、休暇は年に15日以上。これが、家で遊んで食べているやつらの共通した望みだ。こんな職場あるか」
「こうしている間にも、外国人労働者が入ってきて職を奪っている」
「不満があるなら、不正腐敗に抗議してデモをするなり、投票するなりしろ」
「創造経済(朴槿恵(パク・クネ)大統領の経済政策)の意味は、『非正規職創造』ということだったんだ」
「猫も杓子も大学に行くからこんなことになる」
「韓国はもう自己回復不能」(翻訳・編集/三田)
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