2015年7月29日、韓国外務省はこのほど、従軍慰安婦問題で旧日本軍の関与を認めて謝罪した1993年の河野洋平官房長官談話に対し、自民党が異議を申し立てる文書を発表したことについて、「日本の政界関係者は慰安婦問題をめぐる歴史の真相をわい曲する行為をすぐにやめるべきだ」と訴えた。中国新聞社が伝えた。

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韓国外務省は日本政府が昨年「調査」を名目に河野談話の精神を損ねたと主張。今年に入り、一部の政党が慰安婦問題における歴史の真相をわい曲しようとしていることを、韓国側は「憂慮している」と表明。旧日本軍が慰安婦を強制徴用、移送、管理していたことは、国際社会が認める歴史的事実だとした。その上で、国際社会の反発を受けることが予想されるとし、すぐに歴史のわい曲をやめるよう促した。

また、日本政府が慰安婦問題で被害者を受け入れ、国際社会が解決策を模索することは、将来的に日本にとって有利になるとした。（翻訳・編集/大宮）