2015年7月28日、参考消息網は、南極ツアーが中国人に人気な一方で、マナー違反も確認されていると伝えた。

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香港サウスチャイナ・モーニング・ポストは22日の報道で、中国の民間調査機関・フージワーフ（胡潤）研究院の調査を紹介。同院が中国の「スーパー旅行家（資産が2億円を超え、過去1年に約400万を旅行に費やした人）」291人を対象に調査したところ、3分の1が14年に南極を訪れていたことが分かった。さらに、国際南極旅行業協会（IAATO）は、05〜06年にはわずかに99人だった中国人観光客が、14〜15年には3042人に急増したと明かしている。南極の観光シーズンは11月〜3月だ。

南極に旅行する中国人が増える一方で、中国人観光客が南極でペンギンの群れを追いまわし、至近距離で撮影するといったマナー違反の行為も伝えられている。IAATOは一部の中国人観光客が野生動物に接近しすぎていると指摘し、過去にはウェディングドレス姿で撮影する人もいたという。ただ、こうしたマナー違反は中国人に限ったことではないとも述べている。（翻訳・編集/内山）