2015年7月23日、韓国・聯合ニュースによると、米国の連邦議員らが安倍晋三首相に対し、旧日本軍の慰安婦強制連行を認めて謝罪し、正しい歴史を後世に伝えるよう求めた。

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エド・ロイス下院外交委員長やマイク・ホンダ下院議員らは22日（現地時間）、「第2回在米韓国人草の根運動コンファレンス」の晩さん会に出席した。ロイス下院外交委員長は冒頭のあいさつで、「慰安婦問題を日本の教科書に載せるべきだ。これ以上、日本政府が慰安婦問題を否定する姿を見たくない」と述べた。また、ホンダ下院議員は「安倍首相は元慰安婦らに謝罪し、歴史的責任を果たすべき。第2次世界大戦時に何が起こったのかを小学生たちにも教えなければならない」と主張した。

ほかの議員らも「初めは慰安婦についてよく知らなかったが、ホンダ議員の説明を聞いて完全に理解した」「第2次世界大戦中に中国や韓国の女性が体験したことはわれわれが考えられる限りにおいて最も劣悪な人権侵害だ」などと語り、慰安婦問題解決へ向けた協力を約束した。

ロイス下院外交委員長はまた、日本が竹島の領有権を主張していることについて、「勉強した人たちは独島（竹島の韓国名）が韓国の一部だということを知っている。独島は韓国の土地！」と述べ、大きな拍手を浴びた。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「安倍首相は聞いたでしょ？早く私たちに謝罪して」

「問題は独島ではなくて対馬！韓国は対馬を取り戻さなければならない」

「韓国の議員らが何も言わないから、外国の議員が代わりに言ってくれている。情けない」

「慰安婦に謝罪するとしても、日本は極少数の米国人元慰安婦だけに謝罪するだろう」

「安倍首相がいなくなれば日本は謝罪するだろう。日本全体が悪いのではない。問題は安倍首相！」

「韓国メディアは米議員のほとんどが韓国の味方をしているように報じるが、実際はほんの一部の人たちだけ。安倍首相が米議会での演説で大きな拍手を浴びたことを忘れたの？」

「在米韓国人のロビーのおかげ。米議員が無条件に韓国を擁護するわけがない。結局、韓国政府が積極的に動かない限り、歴史問題は解決しない」（翻訳・編集/堂本）