Record China 2015年7月24日(金) 18時16分
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21日、今年の中国での自動車市場の成長は緩やかであるものの、消費者の消費行動の変化がマツダ自動車の急成長をもたらし、販売台数で記録を塗り替え、市場のニーズを満たしている。写真はマツダ車のエンブレム。
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2015年7月21日、環球網によると、ロイターは16日、今年の中国での自動車市場の成長は緩やかであるものの、消費者の消費行動の変化がマツダ自動車の急成長をもたらし、販売台数で記録を塗り替え、市場のニーズを満たしていると伝えた。
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2015年上半期、中国の自動車販売の伸び率は1.4%だったが、CX−5やアクセラ、アテンザなどの売り上げを伸ばし、マツダが発表した同期の伸び率は17%に達して過去最高を記録した。マツダのスポークスマンはロイターに対し、「需要は大変力強く、一部車種は供給が追いかないほど」と紹介した。
しかし、マツダの市場シェアは依然1%未満で、単月の販売台数でもフォルクスワーゲンといったライバルと比べるとほんの一部にすぎない。フォルクスワーゲンはここ30年間に自動車市場の5分の1を占め、業界を大きくリードしているが、マツダの大規模な攻勢は2007年に始まったに過ぎない。
▼マツダのスポーティなデザイン
アナリストによると、これまではドイツ車だけが良質な車だという認識が一般的であったが、近年は多くの消費者がより幅広い自動車メーカーから各種自動車を体験するようになり、必ずしも他国の自動車よりドイツ車が優れているとは限らないことが分かってきている。
消費者意識の転換はマツダに急速な発展をもたらすチャンスとなり、同時に流線型やスポーティなデザイン理念である「魂動(こどう)」というコンセプトが中国市場で受け入れられ始めている。
マツダの中国での2つの合弁会社のうちの1つである長安マツダの松尾則宏社長は、「魂動のコンセプトが13億人全員をカバーすることは不可能。しかし現在我々は中核顧客層の増加に取り組んでおり、これは市場シェアのコントロールに力を入れるフォルクスワーゲンやGMにはできない」と先週、南京での取材で語っている。また、「自動車市場が成熟するにつれ、消費者はこれまでのように一部のブランドの固有の優越性から判断するのではなく、デザインや独自性を自動車選びの判断基準にするようになってきており、マツダはまさにこうした細分化市場において発展しようとしている」と語った。(提供/人民網日本語版・翻訳/IM・編集/武藤)
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