世界最大の航空機マーケットに成長、20年で3100機を購入へ―中国

2007年9月19日、北京市で開催中の第12回国際航空展覧会において、ロールスロイス社は最新のマーケットレポートを発表した。同レポートによると、今後20年間にわたり中国は世界最大の航空機の購入国となるという。

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レポートによれば、中国の運輸運送業は少なくとも年間8．8％のペースで成長すると見込まれている。この成長ペースをもとに試算すると、今後20年間で中国の航空各社が必要とする航空機は3100機以上、用いられるエンジンの数は6600台以上となり、累計650億ドル（約7兆8000億円）という巨大市場となる。

レポートはアジア太平洋地区全体では、今後20年間で新たに2万6000台のエンジンが必要となる。うち46％は大型機用の高出力エンジン。アジアでは今後座席数400席程度の新型機が市場の中心になると見込まれており、全体の55％はこのタイプになると予想されている。（翻訳・編集/KT）