2015年7月17日、韓国・聯合ニュースによると、安倍晋三首相の戦後70年談話（安倍談話）発表が間近に迫った中で、日本の学者たちが歴史的過ちを認めるよう安倍首相に促した。

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大沼保昭明治大特任教授（国際法）や入江昭ハーバード大名誉教授（アメリカ外交史）、緒方貞子元国連難民高等弁務官、現代史家の半藤一利氏ら、国際法、歴史学、国際政治学を研究している日本の学者74人が声明を発表。「この上ない過誤であったことは、残念ながら否定しようがない。どの国も過ちを犯すものであり、日本もまたこの時期過ちを犯したことは潔く認めるべきだ」とした。

17日、東京日本記者クラブで開かれた会見では、「1931年の満州事変から45年までの太平洋戦争について、日本の侵略戦争と明記しない場合、過去への反省について関係諸国に誤解と不信が生まれる」として、「総理は逃げるのではなく、国際社会で共有されているように『日本の戦争は残念ながら違法な侵略戦争だった』と明確にすべきだ」とした。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「安倍よ、良心の声を聞け」

「安倍は耳が痛いだろう。それにこの学者たちも息が詰まる思いだろう」

「米国捕虜にだけ謝罪する日本は、耳をふさいで聞こうとしないだろう」

「日本の支配層よ。過ちを犯したなら、学者たちが言うようにそれを認めて許しを請わねばならない。昔のように愚かなことはするな」

「日本のやつらにも良心があるんだな」

「日本でも、学者たちの言うことに賛成する声が多いのではないだろうか」

「このような学者がいてくれて幸いだ」

「安倍は、『正常な国』と称して全体主義国家を強化しているように感じる。そうならないように学者たちには頑張ってほしい」

「このような人々がいる限り、日本にも希望はある。しかし、彼らの声は極右勢力には虚空で終わるかもしれない」（翻訳・編集/三田）