韓国でも五輪スタジアム問題=平昌五輪の開閉開式に220億円でドーム建設か、国民から「無駄遣い」と批判集中―韓国メディア

Record China    2015年7月17日(金) 13時42分

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15日、2018年平昌オリンピックの開会式、閉会式用に2000億ウォン(約220億円)を投じてドーム球場を建設する可能性が高まっている。国民からは「2日間のためだけにこんな無駄遣いをすることは許せない」との声が上がっている。

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2015年7月15日、韓国SBSテレビによると、2018年平昌オリンピックの開会式、閉会式用に2000億ウォン(約220億円)を投じてドーム球場を建設する可能性が高まっている。国民からは「2日間のためだけにこんな無駄遣いをすることは許せない」との声が上がっている。テンセントが伝えた。

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五輪組織委員会の関係者は、「五輪が開催される2月は寒さが厳しく、開閉会式は室内で開催されることが望ましい。文化体育観光部と協議を進めている」と述べた。球場建設の最大の難関はやはり資金問題だという。

専門家によると、建設方法によって予算は前後するが、完全な形で恒久的に使用できるドームを建設するには約2000億ウォン以上の予算が必要になる。だが、国民からは「2日間しか使用しない会場に巨額の予算を投じるなどとんでもないことだ」といった声が上がっている。文化体育観光部はこれに対し、「慎重に調査、討論した上でドームの必要性を決定する」と述べた。

韓国のネット上では、ドームの建設に強く反発する意見が大部分を占めている。

「冬季五輪はそもそも寒いときに行うものなのだから、屋外でやればいい。参加者は暖かい格好をすればいいじゃないか」

平昌五輪はずっと資金問題に悩まされているのに、こんな余計なことをする余裕があるとでも思ってるのか?」

東京五輪のメーン会場は2500億円もかかるといって大々的に批判されているが、韓国は同じ轍を踏んではいけない」

「日本と韓国は赤字になっても五輪をやりたいのか。まったく理解できない」

「寒いのが嫌なら開会式と閉会式を2017年の6月に前倒しでやればいい」(翻訳・編集/岡本悠馬)

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