日本最大のタブー日韓問題、ニコ動が衝撃的な反日作品を配信へ=日本地上波未放送の映像作品で問題提起

Record China    2015年7月16日(木) 16時12分

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15日、株式会社ドワンゴは記者発表会を開き、ニコニコ動画の新たな取り組みとして、ドキュメンタリーを中心とした世界中の映像作品を配信する「ニコニコドキュメンタリー」を開始すると発表した。

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2015年7月15日、株式会社ドワンゴは記者発表会を開き、ニコニコ動画の新たな取り組みとして、ドキュメンタリーを中心とした世界中の映像作品を配信する「ニコニコドキュメンタリー」を開始すると発表した。

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なかでも注目されるのが、ニコニコ動画のオリジナル作品第1弾として制作された「タイズ・ザット・バインド 〜ジャパン・アンド・コリア〜」。ドワンゴとBBCの番組制作を数多く手がける英国の制作会社Blakeway Productionsが手を組み、国際的な英国人の視点から「日韓問題」が描かれたドキュメンタリーだ。

発表会で初公開されたトレーラー映像には、日本人を忌み嫌う発言をする韓国人の子ども、韓国人を過激に描写する漫画の日本人作者をはじめ、戦時中の様子を語る従軍慰安婦の韓国人老婦や、従軍慰安婦は捏造だと主張する日本人大学教授など、さまざまな立場で発言される日本人と韓国人の言葉が散りばめられている。

本作を手がけたBlakeway Productionsのクリエイティブ・ディレクターは、同作のタイトルについて「英国でこの表現を使う時には、好き嫌いにかかわらずお互いを結び付けているという意味になる。兄弟で仲が悪くても家族なのでお互いにその関係を切り離すことができないということで、日本と韓国はまさにそのような関係だと思う」と語った。

さらに、ドワンゴの川上量生代表取締役会長は「今の日本でタブーになっていてなかなか触れることができない最大の問題は日韓問題だと思う。外国人の目から見た客観的な日韓問題がこの作品のテーマ。日本人にとっても韓国人にとっても、びっくりするような新鮮な作品に仕上がったと思う」とコメントした。

同作は今月30日にニコニコ生放送で公開されるが、翌日以降には作中で描かれている問題についての討論番組も実施する予定。作品をもとに日韓問題の議論がネット上で過熱することが予想される。

このほか、日本の地上波ではいまだ放送されたことのない世界の衝撃作品群もニコニコドキュメンタリーで配信すると明らかになった。中には、中国人監督が1997年から10年に渡って靖国神社を取材したドキュメンタリー「靖国 YASUKUNI」、イタリアの若手監督2人が世界中の米軍基地で巻き起こっている問題に迫ったドキュメンタリー映画「誰も知らない基地のこと」、韓国・KBSが100億ウォン(約10億円)を投じたドラマ「カクシタル」、南京事件が描かれた衝撃の中国映画「南京!南京!」など、ネットだからこそ放送できる衝撃作品を配信する。

ドワンゴ会長室エグゼクティブ・プロデューサーの吉川圭三氏は、「日本では見ることのできない、反日あるいは抗日作品と呼ばれるものを流すことで、いろいろな問題提起になればと思っている」と締めくくった。(編集/内山)

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