世界の軍需産業を中国とロシアが支配する?中国の軍事技術が着々と向上、中ロの競争加速―米メディア

Record China    2015年7月18日(土) 17時17分

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13日、米誌ナショナル・インタレストは「ロシアVS中国:国防市場における優位争い、勝つのはどちらか」と題した記事を掲載した。

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2015年7月13日、米誌ナショナル・インタレストは「ロシアVS中国:国防市場における優位争い、勝つのはどちらか」と題した記事を掲載した。筆者は米防衛専門家のロバート・ファーレイ氏。15日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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中国の国防産業は長年ロシアの後塵(こうじん)を拝してきたが、冷戦後はロシアから輸入した技術によって大きく成長した。現在もロシアの技術を応用した製品が多いものの、多くの分野で着々と追い上げてきている。かつては同じ製品でも中国製とロシア製では品質に差があると見られていたが、現在では戦闘機、潜水艦、戦車、防空システム、弾道ミサイルの5つの主分野でシェアをめぐって激しく争うようになっている。

両国ともこれまで兵器関連の輸出を政治的影響力向上の手段と位置づけてきたが、現在は経済力がより重視されるようになっている。ロシアは産業構造の転換を図ろうとしているが、長期的な見通しでは中国が全体の局面を支配することになるだろう。将来的にロシア製兵器が中国の国防産業に対抗するのは難しくなっていくとみられる。(翻訳・編集/岡田)

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