2015年7月15日、香港紙・明報によると、中国の学生服があまりにもダサいと批判が起きている。その醜さは「学生の健全な成長を阻害する」とまで言われている。中国紙・参考消息（電子版）が伝えた。

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中国では小中高の生徒が着る制服に関して、1993年に取り決められた基準が使われているが、すでに時代に合わなくなり、一部地域では独自の制服が着用されるようになっている。しかし、ネット上を中心に「あまりにも醜い」「ひどすぎる」とやゆされており、「毒校服」「醜校服」とまで呼ばれている。

こうした事態を受け、中国教育部はこのほど、工商総局、質検総局、国家標準委員会と連名で学生服の管理業務強化に関する意見書を発表。制服の生産や仕入れなどを国際基準に合わせるとともに、生徒が自分で制服を選んだり、指定の制服を仕立てたりすることを認める内容になっている。

また、「意見書」では制服の安全性や品質を維持することを目的に、国家基準を厳守すること、品質検査を強化すること、監督処罰システムを設けて企業や関係者の監督管理を強化することが盛り込まれている。（翻訳・編集/岡田）