2015年7月13日、韓国・聯合ニュースによると、戦時中、名古屋市の軍需工場に勤労挺身隊として徴用された韓国人女性らが損害賠償を求めた訴訟で、控訴審で敗訴した三菱重工業が上告したことが分かった。

【その他の写真】

元挺身隊の女性4人と遺族1人は12年10月、光州地裁に訴訟を起こした。一審は三菱重工業側に責任があるとして慰謝料の支払いを命じたが、三菱側は判決を不服として控訴した。先月24日、高裁は三菱重工業に対し、元挺身隊3人に各1億2000万ウォン（約1320万円）、1人に1億ウォン（約1100万円）、遺族1人に8000万ウォン（約880万円）を支払うよう言い渡した。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「おばあさんらの苦痛を考えたら、6000万円は本当に少ない金額なのに…。三菱は悪魔のような企業だ」

「日韓協定で受け取った金があるのに、なぜいまさら蒸し返す？」

「三菱は人間の血で成長した企業！」

「三菱は早く賠償するべき。おばあさんらの犠牲がなければ、そんなに大きな企業になれなかったはずだ」

「韓国人のおかげで日本は成長できた。そのことを認めたくないから、日本は歴史を歪曲（わいきょく）しようとするんでしょ？いつか韓国は絶対に日本を超える。日本は韓国に吸収される運命だ」

「責任を否定し続けても良いことは一つもない。世界に批判されて、結局は賠償することになるのだから。『戦犯企業』とのレッテルを貼られたくなければ、早く過ちを認めろ」

「私たちにできることは日本製品を買わないこと！そして日本に行かないこと！」（翻訳・編集/堂本）