2015年7月10日、香港紙・東方日報によると、自由と豊かな暮らしを求める北朝鮮女性が密出国し、中国の農民と結婚する事例が増えている。12日付で参考消息網が伝えた。

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北朝鮮政府は国民の出国を厳しく規制している。しかしそうした規制をくぐり抜けて密出国する北朝鮮女性が増えている。鴨緑江を渡って中国に入った北朝鮮女性の多くは、国境付近の農村部で中国人と結婚するケースが大多数だ。結婚相手の農民は貧しいことが多い。人身売買組織によって売り飛ばされ結婚するケースも少なくない。

一方、正規ルートで外国人と結婚するルートもある。北朝鮮政府は20万元（約400万円）を支払った外国人に北朝鮮女性との結婚許可を与えている。ただし出費はこれで終わりではない。結婚後も北朝鮮への投資が求められ、拒否すると600万元（約1億2000万円）もの追加支払いが要求される。（翻訳・編集/増田聡太郎）